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 溶接とは?
溶接の歪み

ステンレスを溶接すると、溶接した部分から変形(歪み)が生じます。その変形が生じた溶接製品は、寸法精度、外観上から検査で不合格となるものもあるので、溶接作業は出来るだけ変形を少なくするように工夫しなければなりません。
一般の溶接構造物では材料取りを行う時点で、この収縮量に見合うだけ材料を大きく加工し、溶接による収縮が生じても、設計図通りの製品寸法が得られるように板取りを行っています。
溶接作業で変形をできるだけ少なくするためには、次の(a)〜(d)に注意する事が必要です。


(a)

溶接部に与える入熱量を出来るだけ少なくする条件で行う。

(b)
開先角度は出来るだけ小さくして、溶接金属の寮を少なくする。
(c)
熱が一部分に集中しないようにする。
(d)
両面開先の場合は、開先の表側断面積:裏側断面積を6:4または7:3とし、それぞれの面から溶接変形を互いに干渉させて、溶接部全体の最終的な変形を少なくする。
 
溶接による変形を防止する方法は種々ありますが、主な方法を示すと次の(a)〜(g)の通りです。
(a)
拘束法:拘束時具を使用する方法。
(b)
逆ひずみ法:溶接後に変形が生じる方向を予想し、あらかじめその逆方向に変形させておく方法。
逆ひずみ法
溶接順序の例
(c)
溶着順序を変える方法:熱を集中させないようにビードを置く順序を工夫する方法。何種類かあります。
(d)
冷却法:熱が一部分に集中しないように、銅版などにより熱を伝導させ冷却する方法
冷却法の一例
(e)
ピーニング法ハンマーで溶接のパス間、または溶接後に溶接金属表面を叩く方法
(f)
変形を機械的に取る方法:ロールあるいはぷれすなどにかけて変形を取る方法
(g)
点または線状加熱法:変形箇所をバーナーで加熱し、水冷して収縮させ変形を取る方法で、薄板のひずみ取りに適しているが、ステンレス鋼では外観や耐食性などの品質を損ねやすいので行わない方が望ましい。

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